フローリングの場合
普段のお手入れ方法は?
フローリングの大敵は湿気です。
普段のお手入れでは、水拭きをせず、掃除機をかけたり、モップやぞうきんで乾拭きをしましょう。
水拭きをしてしまうと、表面のワックスがはがれるばかりか、木の表面にほどこされている塩ビ系のコーティングが取れてしまいますのでご注意ください。
ワックスをかける頻度はどのくらい?
ワックスは1カ月に1回を目安にをかけると良いでしょう。
あらかじめ床の汚れを取ってから、木目に沿い、薄くツヤを出す程度にかけます。
仕上げに乾拭きを十分に行ってください。
フロアシートの場合
普段のお手入れ方法は?
普段のお手入れは掃除機がけで十分です。
ときどき乾拭きをして、キュッキュッと磨けばツヤが長持ちします。
汚れを落とすには?
住居用中性洗剤を薄めて、ぞうきんで拭いてください。
水分が裏に回るとシートが浮き上がってしまうので、ぞうきんは固く絞ります。
汚れが付きにくくするには?
月1回程度のワックスがけが効果的です。フロアシート専用のワックスを利用してください。
カーペットの場合
普段のお手入れ方法は?
カーペットの毛足を傷めないよう、毛並みに沿って掃除機をかけます。
掃除機では取りにくい毛髪や綿埃などは、市販の粘着ローラーや洋服用のエチケットブラシを使用すると便利です。
汚れを落とすには?
部分的な汚れは、市販のカーペット用洗剤か住居用洗剤を薄めたぬるま湯でぞうきんがけをします。ぞうきんは固く絞り、汚れの外側から内側に向けて、目なりに叩くようにして拭きます。
全体的に汚れてきた場合は、クリーニングに出したいところですが、運ぶのにかさばり、クリーニング代もかかります。
そこで市販のカーペット用洗剤を使った簡易クリーニングがオススメです。
カーペット用洗剤は製品によって使い方が異なりますので、説明書に従い、ご使用ください。
家具の重みでできた「くぼみ」をとるには?
家具を移動したあとの「くぼみ」は、スチームアイロンを使うと、キレイに取れます。
一般のカーペットの場合では、水で薄めた洗濯用の柔軟仕上げ剤をくぼんだ箇所につけてから、スチームアイロンをかけます。
カーペットが純毛の場合は、柔軟仕上げ剤は使わず、中程度の温度設定にしたスチームアイロンを直接表面につかないよう、宙に浮かした状態であてます。