H様邸、地盤調査の結果「改良有り」の判定の為、現地の土とセメント系固化材を混ぜ合わせて補強体を築造する「柱状改良」工法です。32か所指定の場所に杭をつくります。
別の場所でミルクセメントを練ってホースで送り出しています。先端から水とセメントミルクを注入し、反転・攪拌しながら支持基盤まで往復して杭を作っていきます。
地盤が完成し地鎮祭です。地鎮祭には①工事の安全を祈願する②土地の神様に土地を使う許可をもらう③その土地で暮らす人の繁栄を祈る 意味があります。個人的には「昔からの言い伝えには大切な意味がある」と思っているので、重んじたい。<m(__)m>
まずは神主さんから流れの説明があります。そして儀式に入ります。1.修祓(しゅばつ)参列者・お供え物を祓い清める儀式→2.降神(こうしん)その土地の神・氏神を迎える儀式→3.献餞(けんせん)神に祭壇のお供え物を食べていただく儀式→4.祝詞奏上(のりとそうじょう)工事の安全と家の繁栄を祈る旨の祝詞を奏上する→5.四方祓(しほうはらい)土地の四隅をお祓い清めます
6.地鎮の儀(じちんのぎ)施主のH様が鍬(クワ)現場監督が鋤(スキ)の順で盛砂を「エイエイエイ」と声をかけながら敷地の永遠の安定と工事の安全祈願をします。
7.玉串奉奠(たまぐしほうてん)・・・参加者全員が建築する土地と住まわれるご家族の永遠の安定と建築主・工事関係者の守護を願い榊を祭壇に捧げます。
8.神酒拝載(しんしゅはいたい)神様にお供えしたお酒で乾杯します。そして神主より鎮め物を頂き、基礎着工時に土地の中央に埋め、工事の無事とご家族様の安泰と反映をお祈り致します
次回は着工です。楽しみですね(^▽^)/