• 注文住宅-藤沢市亀井野「テクノストラクチャー工法建築条件付き全9宅地」S様邸 ~基礎着工~

    S様邸基礎着工致しました。今更ですが「藤沢市亀井野分譲地」建築条件付きの土地からの販売になります。駅徒歩7分・小中学校すぐ・住環境良好な全9宅地。あと3区画ありますのでこの辺お探しの方はお問い合わせください。検討されてるお客様はいらっしゃいますが、まだ間に合います。

    着工前の様子。地盤調査の結果は「改良なし・直接基礎OK」の判定でしたので(良かった~~(^▽^)/)「遣り方」工事に入ります。レーザーで随時水平・水準をチェックしながら、建物の位置と基準点を決める遣り方を組んでいきます!

     

    黄色い糸見えますか?これは「水糸」と呼ばれで、基礎工事を進めていく上で水平をわかりやすく判断するための糸として機能しています。そして①表土の鋤取り、②根切り、③砕石の敷き込み・転圧、に着手します。この際に取り除かれる土が残土になります。お見積もりにある残土処分費はこの処分費になるんです。(今は残土処分費さえも値上がりし、心苦しい限りです((;_:))その後基礎の沈下・滑動を防ぐ為に、土地に7~15cm程度の粒径のばらついた砕石を敷き詰め、転圧気(ランマー)で密実に締め固めます。根切・地中梁になる部分の中もしっかり転圧します。

     

     

    整地が終わると「防湿シート張り」、「捨てコンクリート施工」の工事になります。防水シートは地面から基礎に湿気が流れ込むのを防ぎ、床下を乾燥した状態に保つため、土台・大引きといった構造木材を保護し、シロアリ被害を防ぐ為の防湿対策としの役割になります。そして防湿シートの固定、密閉・基礎コンクリート形成のための型枠の土台になる(型枠設置時の安定・正確性を確保)捨てコンクリートを打ちます。

     

    ここからが本格的な基礎工事になります。まず基礎の立ち上がり部分となる外周部から鉄筋を敷き、続けてスラブ(床)となる土地面に十字になるよう鉄筋を張り巡らせていき、完成が右側です。鉄筋にはそれぞれ「主筋・腹筋・あばら筋」等名称が付けられていて、それぞれに必要なコンクリートのかぶり厚さ(鉄筋に付着するコンクリートの厚さ)も違います。そして基礎から伸びている金物が「ホールダウン金物」と呼ばれ、基礎コンクリートに埋め込まれ、基礎・土台・柱を連結する建物をより強固に固定するための金物です。又、黄色丸は「レベルポインター」と呼ばれ「ここまでコンクリートを打設します」の目印で設置されています。

     

    そして、第三者機関による「配筋検査」です。構造計算による図面通りになっているか、隅から隅まで厳しいチェックをします。「合格」になりコンクリート打設に進みます。

     

    基礎全体へコンクリートを敷いていきます。打設した部分から、バイブレーターという振動工具を当てながら、タンパーと呼ばれる道具でコンクリートを叩き、均し(ならし)ていきます。手前と奥のコンクリートの表面の違いわかりますか?バイブレーターによりコンクリートの余分な水分や空気を追い出し、密実に締固めるための大事な作業になります。

     

    細かい確実な作業により、このように平坦な基礎が出来上がります。このように工事状況が見れると安心ですね。弊社ではすべての建築現場画像を着工~完成まで保存しております。これは、お客様のお宅を預かり・弊社を信頼し任せて建築してくださった以上、責任もって、お引渡しした後のアフターメンテナンスや、何かあった時でも何年経っても画像を確認すれば少しでも役に立つように、最後まできちんとお客様と向き合っていく為に保存しております。