• 注文住宅-二宮町I様邸「海・山を望む夕陽に映える高台の家・屋上付きこだわり大人住宅」~基礎完成~

    I様邸基礎着工です。まずは①「やり方」・基礎コンクリートの水平線を設定する為、レーザーにて水平・水準をチェックしながら必要な個所に杭を打ち、建築物の位置・高さ・水平の基準を決める作業をします。

     

    所々に黄色の糸が「水糸」と呼ばれ(見えますか?)水平をわかりやすく判断するための糸として機能しています。

     

    次に②「表土の鋤取り」(基礎地盤を固める砕石を敷き詰める為に、表面の柔らかい地表を重機で削り運び出します)→ここで出る土が「残土処分費」になります。

    「根切」基礎立ち上がりの底面になる部分を溝状に掘削します。→

    「砕石」砕石を敷き込んだ箇所と根切りした部分を「ランマー」と呼ばれる機械で転圧していきます!この作業を行うことで地面が強固に締め固められ、基礎着工の最終準備が整います。→

    「防水シート」整地作業が終わり、鉄筋を組みコンクリートを流し込む前に地面に防水シートを敷きます地面から基礎に湿気が流れ込むのを防ぐ効果があり床下を乾燥した状態に保つため、土台・大引きといった構造木材を保護し、シロアリ被害を防ぐ為の防湿対策としの役割もあります。

    「捨てコン」基礎外周になる部分に型枠の土台として・防湿シートの固定、密閉として強固に施工します。

     

    「配筋」構造計算書の図面通りに鉄筋が組まれます。弊社は全棟構造計算をしている為、構造計算により鉄筋量・鉄筋のピッチがそれぞれ300ピッチ・200ピッチ・150ピッチと違い、計測棒にて確認をします地中梁もしっかり確認します。

     

    事前の給排水工事も終わり、赤丸は基礎立ち上がり部分の「レベルポインター」と呼ばれる部材で、コンクリート打設する際の目印を出すために設置されています。その後コンクリート打設されます。

    その後基礎立ち上がり部分に型枠を組みコンクリート打設します。赤丸は基礎と基礎の上に敷く土台を緊結するための補強金物「アンカーボルト」。構造上非常に大切な補強金物になります。打設したコンクリートの上には「セルフレベリング材」と呼ばれている自己水平性(セルフレベリング)をもったセメント材料を施工しています。セルフレベリング材を流し込むことで基礎立ち上がりが平坦に仕上がり、その上に敷く土台も真っ直ぐ水平に据え付けることが出来るようになるんです!

      

    養生期間を置き、型枠を外して基礎完成となります。すでに給排水管の引き込み工事も終わり、アンカーボルトにはナンバリングされ、土台には墨だしされています。

    次回は土台敷きから上棟です。