地震に強い家~テクノストラクチャー工法~Seismic structure house

パナソニック耐震住宅工法 テクノストラクチャーの家

大切な家族を守る「強い家」!

テクノストラクチャーは、木造住宅の要となる梁と接合部をオリジナル部材で徹底的に強化したオリジナル工法。独自の構造計算システムで、住宅設計時には一棟一棟、災害シミュレーションを行っています。

木と鉄のオリジナル複合梁「テクノビーム」

テクノストラクチャーでは、家を支える大切な梁に木と鉄の複合梁「テクノビーム」を採用。接合部も金具で強化し、ムクの柱の1.5倍の強度を持つ集成材柱で、さらに耐震性を高めています。

地震時の横揺れに強い「ベタ基礎」

住宅の土台をしっかり支える「ベタ基礎」を採用しており、耐震性・耐久性が高く、建物の荷重を厚いコンクリート盤で強固に支えることで、地震時の横揺れに対して強さを発揮します。

パナソニックビルダーズグループによる責任施工

パナソニックの所定の研修を修了した大工が責任を持って施工するので安心です。

阪神大震災と同等の震度7をクリア

テクノストラクチャーの耐震性能を実証するために、阪神・淡路大震災と同等のデータに基づき、テクノストラクチャーで実際に建てた家を振動台にかける実験を実施。
壁を減らすなど、仕様を変えて計5回実験した結果、全ての試験に耐え、耐震性の高さが実証されました。
実験後の調査では、主要構造体および接合金具の損傷や変形は確認されず、屋根材、外装材、内装材の落下やズレ、損傷もないことが確認されています。

建てる前に緻密な構造計算

テクノストラクチャーの建物は、法律で定められている基準を大きく上回る、業界最高レベルの厳しい基準を設定した8段階388項目の構造計算が実施されています。
この構造計算は設計段階で行われ、厳しいチェックにクリアした住宅だけが建設できるシステムとなっています。
ひと項目でも不適合になった場合は改善を行い、全ての項目が適合になるまで何度でも実施します。 ※全8段階388項目(※多雪区域は440項目)におよぶ建物強度検査で、耐震性を裏付けています。

法律で定められた基準を上回る、8段階388項目※におよぶ強度チェック

  1. 1.基礎強度

    テクノストラクチャーでは、地盤の地耐力や間取りに応じて基礎の形状や仕様、鉄筋の配置や寸法を決定しています。建物の自重だけでなく、地震などの水平荷重に対して、最適な鉄筋が配置されているかなど、幅広くチェックし、基礎の強度を確保しています。

  2. 2.柱強度

    建物の自重や家具の重さ、雪、風などの荷重により、柱の強度を上回る力が加わると、柱自身が曲がったり折れたり(座屈)し、住まいを支える柱としての機能を失なってしまいます。テクノストラクチャーでは、構造計算により一本一本の柱に強度を上回る力がかかっていないかチェックし、適切な構造材の配置を行っています。
    ※小屋束を含みます。

  3. 3.梁強度

    建物の自重や、地震や台風などの短期に加わる荷重に対して、梁部材(テクノビーム)の強度が上回っているかを1本1本チェックします。構造の要となる梁において、テクノビームのたわみ量、曲げ強度等の設計基準を設定しています。
    ※母屋、棟木を含みます。

  4. 4.柱接合部強度(ドリフトピン接合)

    耐力壁に水平力がかかると、筋かいなどを介して、柱に上方向の引き抜き力と、横方向のせん断力が働きます。テクノストラクチャーでは柱と梁(テクノビーム)、柱と土台の接合部にドリフトピン接合を採用し、引き抜き力とせん断力に対して充分な強度を確保しています。これらを上回る力が発生する場合にはホールダウン金物を配置しています。

  5. 5.梁接合部強度

    一般的な木造住宅では、梁などの横架材同士の接合部分のチェックは、厳密に行われていない場合が多いです。テクノストラクチャーでは、すべてのテクノビーム同士の接合部の強度が十分かどうかしっかりチェックしています。

  6. 6.耐力壁の量

    地震や台風といった水平方向からの力を受け止めるのが、筋かいや面材のある耐力壁です。その耐力壁が、平面のX方向、Y方向の耐力壁線ごとに充分配置されているかチェックします。地震力では各階の重荷が算定の機銃となり、風圧力では各階の見付け面積が算定の基準となります。

  7. 7.耐力壁の配置

    一般的な木造住宅では、梁などの横架材同士の接合部分のチェックは、厳密に行われていない場合が多いです。テクノストラクチャーでは、すべてのテクノビーム同士の接合部の強度が十分かどうかしっかりチェックしています。

  8. 8.床強度(※水平構面の検討)

    地震による水平力が各耐力壁に均等に伝わるためには、床、屋根などの水平構面の強度が十分である必要があります。テクノストラクチャーでは耐力壁線間隔、耐力壁の配置バランス、吹き抜けの有無などに応じて必要床強度を計算しています。
    ※水平構面とは:耐力壁を上部で横につなぎ、一体化している床、および屋根面のことです。

住まいの診断書をお渡しします

構造計算書を、「住まいの診断書」としてお渡しいたします。

診断書には、お客様の家の災害シミュレーション結果を全て掲載しております。更に、構造設計図面もお渡しします。

※構造計算の項目数は、間取りや階数・建物形状などにより異なる場合があります。
※法や基準の改正等により、項目数が変更となる事があります。